本ページはプロモーションが含まれています

バラエティー司会者の入り方

どんな相手が来ても、場を盛り上げなければならないバラエティーの司会者は、実に豊富なテクニックを駆使して相手をしゃべらせることができます。

 

バラエティーの司会者が会話に用いるテクニックは多々あります。まずは相手の緊張を解き、会話しやすい空気感をつくる「入り方」のテクニックから学んでいきましょう。

 

バラエティーの司会者。会話を始める前に用いるテクニックには、主に下記のようなものがあります。

 

会話する場所が喫茶店なら、店員さんの服装や、テーブルに活けられた花、しっかりしたテーブルと椅子など、相手がどうでもいいと思うような話題を振り、「この話、どうでもいいですよね」と自分に対して突っ込みます。

 

お互いの緊張を緩和し、相手をリラックスさせる効果があります。

 

相手の目立つ部分には触れず、あえて違うところに触れる方法です。たとえばマジメで堅物そうな人に対して、目元の愛らしい部分をほめたり、軽薄そうな人の受け答え。

 

意外としっかりしていることをほめたりします。相手の意外性に触れることで、話題がふくらみます。

 

自己紹介をする時に、あえて自分への悪い評判を利用する方法です。昔つけられた変なあだ名や、最近はまっている変な趣味やこだわり、家族から言われたキツイひとことなどを、自己紹介で用います。

 

「飾らない」相手だということを感じさせ、相手にリラックスしてもらえる効果があります。

 

仕事、趣味、交友関係、遊び、一般的な質問を繰り返しながら、突っ込みどころを探す方法です。

 

たとえば「最近忙しくて、全然暇がない」という人に、趣味を聞いたら「寝ること」という答えが返ってきた場合に、「寝る時間が長かったら、起きてる時間が短い訳だから、そりゃ忙しいでしょう」と突っ込むような方法。質問を重ねて突っ込みどころを探すのがポイントです。

 

上記と同じ方法です。こちらの場合は質問を重ねて「驚く」ポイントを探る方法です。

 

たとえば「仕事が忙しい」と答えた人に趣味を聞いた時、「趣味は○○だけど、する時間がない」という答えが返ってきた時、「趣味をやる時間がないほど、仕事が忙しいんですか!」と驚いて見せます。

 

質問者が驚くことによって、「なぜそこまで仕事が忙しいか」についてさらに話が進み、話を深める効果があります。

 

全部を使ってしまうと、テレビっぽいわざとらしさが出てしまうため、要所要所で取り入れるなど工夫してみるとよいでしょう。