人見知りな型なら、女性男性問わず、とにかく会話が苦手ではないでしょうか。

 

人見知りの方が会話をする時は、基本的に2つの気持ちがいつも葛藤している状態です。それは「相手とコミュニケーションをとりたい」。でも「怖いから、あまり近づきたくない」という気持ちです。

 

この2つの気持ちがいつも心の中で反発しあうため、人見知りな男性は、会話が始まる前の段階で、すでに心が疲れ切ってしまうのです。

 

疲れた状態で会話を始めるのですから、当然コミュニケーションは思うように取れません。

 

返事がぶっきらぼうになり、相手から反感を買われたり。無理に明るく振る舞って会話を行い、へとへとに疲れ切ってしまったり。

 

そのようなことを繰り返す内に、どんどん会話に苦手意識が生まれ、人見知りな性格にどんどん拍車がかかってしまいます。

 

人見知りは、相手への「拒絶反応」ではなく、心の葛藤による「疲れ」が本当の原因なのです。

 

しかし、よく考えてみてください。女性は会話に「和」を求める生き物です。

 

その場が会話によって和やかで楽しくなり、会話によって平和的な関係が維持できることを求めています。

 

つまり、あなたの心の中にある疲れは、女性との会話でかなり癒される可能性が高いのです。

 

女性が「こんな大勢で会話が成立するのだろうか？」と思える、大人数で会話しているのを見かけたことがないでしょうか。

 

女性は人数の多さ少なさに関係なく、コミュニケーションをとる技を身につけているのです。

 

女性も同じように、会話するにおいては、無意識の内に役割分担を決めるのです。よくしゃべる人ならメロディラインを担当。

 

聞き上手ならバックコーラスを担当など。女性はこのように、会話をする上で暗黙の内に役割分担を行うのです。

 

もしあなたが人見知りで、自分から話すのが苦手だというなら「誰かの会話を聞く」という役割が与えられます。

 

また人見知りな性格の人は、人前で受け身でいることが多いので、観察眼が鋭い傾向があります。

 

この観察眼は、女性との会話に大いに役立ちます。なぜなら女性も同じように、観察眼に優れた生き物だからです。

 

話す場が与えられたら、観察眼を生かして、相手に思ったこと(差支えのない範囲、特に相手を褒める内容で)を伝えるだけで、会話が弾んでいきます。

 

女性と会話してコミュニケーションをとりたい。そんな気持ちを持っている人見知り男性は、慣れていくほどに会話が上達する可能性が高いのです。