人見知りではないけれど、とにかく女性が苦手だという人がいます。

 

この女性が苦手だと感じる理由は、「自意識」が過剰なことから起こります。

 

「自分が女性からどう思われているのか？」が気になりすぎてしまうあまり、会話ができなくなってしまうのです。

 

こうなってしまった理由には、過去のトラウマも関係があるようです。自分への女性の反応が薄くて、傷ついてしまった経験があったり。

 

逆に思ってもいないほど強い反発が返ってきて、恐怖に陥ってしまったり。そんな経験を重ねていることが多いようです。

 

また、このような経験を繰り返すことで、「自分は、女性との会話に向いていない」と認識し、女性に対して苦手意識を感じるようになってしまっているのです。

 

では、これを乗り越えるには一体どうすればよいのでしょうか。

 

まず、自意識過剰に陥りがちな男性に知っておいてほしいのは、あなたと同じくらい、女性にも強い「自意識」があるということです。

 

女性が化粧をして、毎日出かける理由を考えたことはあるでしょうか？一般的な男性にしてみれば、素顔の何が恥ずかしいのか、理解に苦しむ方も多いでしょう。

 

しかしヘアスタイルやファッションを常に気にかけている、自意識過剰な男性ならば、この気持ちもわからなくはないのではないでしょうか。

 

つまり何が言いたいかというと、自意識過剰な男性は、そんな自意識過剰な女性に対して、「強く自分を押し出してしまっている」ということなのです。

 

自意識過剰同士がコミュニケーションを取ろうとするとうまく行かないのは、お互いのことを、お互いに意識しすぎてしまったり、またはお互いの言うことに、いちいち傷ついたり、反応しすぎてしまったりするからです。

 

しかし、自意識過剰同士でも、うまくコミュニケーションをとることは可能です。

 

それは女性同士が仲良くしていることを見れば、明白です。

 

お互いに自意識の強い女性同士。どのようにしてコミュニケーションをとっているのかというと「お互いに傷つけあわない」、「お互いのことを、お互いに認め合う」ということで、関係を良好に保っているのです。

 

お互いを認め合い、その場の「和」を大切にすること。そうすることで、お互いに心地よい状態でいられるのです。

 

もし自分が自意識過剰だと思うなら、女性との会話においては「自分が否定されることを怖れる」よりも、積極的に女性の和の中に入り「お互いを認め合う」という気持ちを大切にして、コミュニケーションをとってみてください。

 

驚くほど自然に、女性への苦手意識が働かなくなるはずです。